新婦様ご自身も、ウエディングプランナーとしてご活躍されていたブライダル業界のプロフェッショナル。だからこそ、式場スタッフの雰囲気を一番大切にお考えでした。式場見学をされるなかで、大阪迎賓館スタッフのホスピタリティやプロ意識に魅力を感じてくださり、結婚式をするなら大阪迎賓館スタッフにお任せしたいとお考えに。また、小さなお子様のケアと、結婚式の間、おふたりに代わってお子様のお世話をしてくださるご親族様のサポート面にもご信頼をいただき、大阪迎賓館をお選びくださいました。

お打合せは、小さなお子様にご負担のないよう主にオンラインで進められました。ゲストの皆様へお喜びいただきたいとの想いでおふたりがこだわったのが、ゲストへ振舞われるお料理。お料理の締めには目にも舌にも楽しんでいただきたいと想いから、デザートビュッフェをご選択されました。また、メリハリのある結婚式をご希望されていた新婦様のお父様のご意向も大切にされ、挙式はフォーマルに、披露宴はカジュアルな雰囲気にしたいとお考えに。お打合せを重ねていく中で新婦様がお話くださったのが、厳しいながらも家族のことを一番に想われるお父様と、いつも一番の味方でいてくださるお母様との思い出。ご家族を想うおふたりのお気持ちが、言葉の端々から伝わる和やかなお打合せとなりました。

当日はお天気に恵まれ、最高のロケーションに。秋のガーデン挙式ならではの紅葉の美しさが、おふたりの門出を鮮やかに彩りました。おふたりがお選びになった挙式スタイルは、ゲストに結婚の誓いを立てる人前式。エスコーターはお父様、ベールダウンはお母様にお務めいただき、新婦様は親御様との一瞬一瞬を胸に刻まれているご様子でした。結婚証明書の証人サインは、大切なご友人の方々に。人前式ならではのアットホームな雰囲気のなか、ゲストへ永遠の愛を誓われたおふたりでした。アフターセレモニーでは、大阪城の壮大なロケーションをバックに全員で集合写真を撮影。おふたりとゲストの心にいつまでも残り続ける、思い出深い挙式となりました。

新婦様が挙式でもお召しになったウエディングドレスは、バックデザインが印象的で、シンプルながらもモダンな雰囲気のある一着。上品なデザインが、新婦様の美しさをより一層引き立たせました。お色直しは、洋装から和装へとお召替え。新婦様は紺青色を基調とした艶やかな色打掛に、藤色の小物を合わせられ、上品かつ柔らかな印象に。新郎様は紋付き袴を凛々しく着こなされました。会場コーディネートはパンパスグラスをふんだんに使用し、秋らしさを表現。洋装にも和装にマッチする、こだわりの空間を演出されました。

ゲストにお喜びいただきたいとの想いから、おふたりがこだわりになったお料理。人気メニューでもあるスペシャリテを秋仕様にアレンジし、テーブルの上を秋らしく彩りました。アレルギーをお持ちのゲストには、アレルギーに対応したメニューへと変更。ゲストおひとりおひとりにしっかりとご配慮くださいました。また、デザートビュッフェでゲストの皆様を最後までおもてなし。選ぶ楽しみと味わう楽しみをご堪能いただき、ゲストの皆様にも大変ご好評いただきました。

新郎様新婦様ともにお酒がお好きであり、お酒をメインにした演出を取り入れたいと考えられていたおふたり。ゲストにもお酒がお好きな方が多いことから、『鏡開き』の演出を取り入れられました。乾杯のご発声をお務めいただく方やご来賓の方々には、ご挨拶の意味もこめておふたりからふるまい酒を。おふたりらしいおもてなしを叶えた演出のひとつとなりました。また、新郎様新婦様のそれぞれのご友人からスピーチをいただき、さらには新郎様にダンスサプライズ演出も。そのサプライズ演出には新婦様も途中から加わり、会場はより一層盛り上がりを見せました。ご友人はもちろん、ご親族様とも仲睦まじく、大変賑やかな披露宴に。ゲストとの思い出が新たに刻まれた、かけがえのない一日となりました。